2012年7月9日月曜日

今日のlinuxコマンド「nice」「renice」

「nice」

プロセスには実行優先度があります。
デフォルト値は「0」。
 -20~19 までありナイス値が小さいほど優先順位が高いとのこと

書式 nice [-n ナイス値]  もしくは nice [-ナイス値]


例)
ナイス値を-10としてupdatedbコマンドを実行する場合
nice -n -10 updatedb
nice --10 updatedb


「renice」

先ほどの「nice」と違う点でいえば「renice」はすでに実行中のプロセスのナイス値を変更できます。
プロセスIDをしたり、ユーザを指定して優先度を変更できます。


書式 renice ナイス値 [オプション] 
***********************
オプション
-p<PID>
-u<ユーザー名>
***************************

例)
ユーザーjoeのプロセスを[8]へ変更する場合
renice 8 -u joe

プロセスIDが1000のナイス値を[-5]へ変更する場合
renice -5 1000

reniceの場合は「-」がナイス値の前につかないことに注意すること

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